国立科学博物館[企画展 貝類展]で社員研修を実施

FMG研修_20241113

吹上浜の未来を考える漁業者たち(FMG)は社員研修のため2024年12月に、東京都上野にある国立科学博物館で開催されている「企画展 貝類展」を見学して参りました。

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貝類展の概要

貝類展のテーマは「人はなぜ貝に魅せられるのか」です。
各章毎にカテゴライズされた切り口で、貝の世界を余すことなく紹介されています。

序章 :貝類の世界
第1章:貝類の多様性の成り立ち
第2章:人類と貝類の長い関わり-先史時代〜現代
第3章:人類と貝類の深い関わり-貝に魅せられた人たち
第4章:貝類とこれからも長く関わり続けるために

FMGの主力商品である月日貝(ツキヒガイ)も当然のことながら貝類に属しています。
この月日貝(ツキヒガイ)が展示されているという情報を入手し、展示を見学に行きました。

入り口には大きなダイオウイカのオブジェが置かれ、入場者を迎えています。

貝類のサイズでは、0.5mm〜1,300mmまで確認されており、約2500倍ものサイズ差があるそうです。
また、世界一長い貝は石灰質でできた管の中で生きている”エントツガイ”といい、管の長さが1,500mm以上にもなるそうです。

小さい貝から大きな貝、またとても長い貝まで本当に貝類は多種多様です。
貝類展ではこのような貝類を広く、そして興味深く展示しています。

貝類展における月日貝(ツキヒガイ)の展示

FMG社員の最も気になっている貝は、月日貝(ツキヒガイ)です。
生態も明らかになっておらず、生息数も僅か。どのような情報でも月日貝(ツキヒガイ)のことならいつでも大歓迎です。

今回の貝類展における月日貝(ツキヒガイ)の展示は、茨城県つくば市で実際に販売されいている貝商品の中にありました。表の赤褐色の殻と裏の淡黄白色(クリーム色)がとても美しく輝いて展示されています。

販売時の商品ラベルも殻と共に展示されていて「鹿児島県産」の文字も記載されていることから、一部の流通網を使って首都圏に届けられているようです。

月日貝(ツキヒガイ)の首都圏への流通状況

FMGは九州・鹿児島に拠点を構えており、地元鹿児島県を中心に月日貝(ツキヒガイ)を販売しています。今後は生産体制を強化し全国へお届けできることを目指しております。

ですが、月日貝(ツキヒガイ)が鹿児島以外にまったく流通していないかというと、そんなことはありません。
実際に社員自ら東京の鮮魚店で鹿児島産の月日貝(ツキヒガイ)が販売されていること、東京豊洲市場で取引されていること、神奈川県の鮮魚居酒屋で月日貝(ツキヒガイ)を使った料理が提供されていることを確認しています。

実物の月日貝(ツキヒガイ)の展示

貝類展だけでなく、常設展示の地球館にもイタヤガイ科のサンプルとして月日貝(ツキヒガイ)が展示されています。

アクセス

東京都上野にある国立科学博物館で開催されている貝類展へは、JR上野駅の公園口から徒歩5分、または京成線「京成上野駅」正面口から徒歩10分となっています。

前回の開催が約40年前であったことから、次回の開催を待っていては見学の機会を逃すかもしれませんので、お近くの方は是非、実物の月日貝(ツキヒガイ)をご覧いただければと思います。

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