月日貝ブランドを守り、そして育てる
弊社で販売している月日貝(ツキヒガイ)は、すべてブランド月日貝である「吹上浜の月日貝」です。
鹿児島県では採捕許可である8cm以上の月日貝(ツキヒガイ)でないと漁獲は禁止していますが、弊社では協働漁師と共に独自に条件を厳しくして殻長10cm以上とし、操業時間や漁獲量も定めて天然水産資源を守る取り組みをしています。
漁業を続けることが厳しい中、何故あえて条件を厳しくしてまで漁獲量をコントロールしているのかというと、やはり日本最大の産地であることを誇りに思っているからです。
天候さえ良ければ船はいつでも出せます。しかし、獲れるだけ獲ることを繰り返していては、いくら成長が早く、日本最大の産地といえど、月日貝(ツキヒガイ)の生息数は減少するばかりです。
しかも、全国展開を目指しているのに獲りすぎてしまっては全国の皆様へお届けするどころか、地元鹿児島への供給分でさえも確保できなくなり、それこそ本末転倒といえるでしょう。
「吹上浜の月日貝」が全国に行き渡り、各地の笑顔が見られるよう、また、より一層自信を持って「吹上浜の月日貝」をオススメできるよう、努めて参ります。
吹上浜の月日貝
厳しい条件下で漁獲した「吹上浜の月日貝」は鮮度の低下がとても早いため、輸送の関係で鹿児島から遠くなる程に高鮮度でお届けすることが難しくなります。
そこで、鮮度低下を防ぐため、水揚げ後すぐに生け簀に入れて砂抜きをし、出荷準備のできたものから真空・急速冷凍をしています。
-60℃の冷却水で一気に冷凍することで鮮度低下する前に、鮮度はもちろん風味や旨みも閉じ込めます。
冷凍した「吹上浜の月日貝」にはその証としてオリジナルのロゴを添付し、出荷しています。
月日貝(ツキヒガイ)は鹿児島県日置市以外に一部の地域で水揚げされているようですが、「吹上浜の月日貝」をもっと多くの方に知ってもらい安定供給を実現することで、地元鹿児島で100年続く水産業の柱にしていきたいと考えています。
冷凍の「吹上浜の月日貝」は、お召し上がり直前に解凍することで、生食と遜色のない味わいをお楽しみいただけます。お好みに合わせて加熱調理をして、肉厚で濃厚な味わいの「吹上浜の月日貝」をお楽しみください。